医療機関・販売業者からの情報
不具合、健康被害、使用上の問題、苦情について、製品、ロット、使用状況、患者への影響を確認します。
POST-MARKET SAFETY
医療機器の販売開始後は、国内外の不具合、苦情、安全性情報を継続的に収集・評価し、必要に応じてPMDAへの報告、情報提供、添付文書の改訂、改修・回収などの安全確保措置を行います。
海外メーカーの製品では、海外で得られた情報を日本側が速やかに把握できる体制を整えることが重要です。
日本で医療機器を製造販売する企業は、GVPなどに基づいて安全管理情報を収集・評価し、必要な安全確保措置を実施します。
関連ガイド:令和7年薬機法改正 医療機器事業者が確認すべき事項
海外メーカーの製品であっても、日本国内で必要となる報告や安全確保措置については、製造販売業者(MAH)または選任製造販売業者(DMAH)が中心となって対応します。
そのため、海外メーカー、日本の製造販売業者、販売業者、修理業者などの間で、
をあらかじめ整理しておくことが重要です。
不具合、健康被害、使用上の問題、苦情について、製品、ロット、使用状況、患者への影響を確認します。
海外で発生した事象について、日本で流通する製品との関係と国内の安全性への影響を確認します。
回収、使用制限、安全性情報、表示改訂などについて、日本でも対応が必要か検討します。
新たに報告されたリスクや使用上の問題が、自社製品に該当するか確認します。
逸脱、不適合、工程変更、供給者変更、検査結果の傾向などが、市販品の安全性へ影響しないか確認します。
出荷数量、対象施設、使用頻度、ロット分布を確認し、事象の発生状況や措置範囲の検討に利用します。
不具合報告の要否を判断する際に、原因調査が完了するまで待つとは限りません。
初期情報の段階から、健康被害、重篤性、未知性、国内外の発生状況などを確認し、報告対象と期限を確認します。
同時に、現品解析、製造記録の確認、医療機関への聞き取り、類似事象の調査などを進めます。
報告制度、様式、関連通知は改正されることがあるため、実際の対応ではPMDAの最新案内を確認してください。
対応を実施した後は、同様の事象が再発していないか、実施した措置が有効に機能しているかを確認します。
市販後に設計、原材料、製造工程、製造所、滅菌、表示などを変更する場合は、品質上の変更管理だけでなく、承認・認証・製造販売届出への影響も確認します。
変更内容に応じて、一部変更承認・認証、軽微変更届出、その他の薬事手続きが必要となる場合があります。
海外メーカー側で変更が決定した後に日本へ連絡するのではなく、日本での薬事影響を確認できる時点で情報共有する仕組みが重要です。
国内外から必要情報を速やかに収集し、受付日と情報内容を記録します。
健康被害、重篤性、未知性、発生状況などから、当局報告の対象と期限を確認します。
現品、製造記録、類似事象、使用状況を確認し、原因と患者へのリスクを評価します。
情報提供、法定表示改訂、出荷停止、改修・回収などから必要な対応を検討します。
PMDAへの報告、日本の関係者への連絡、海外メーカーとの情報共有を進めます。
再発状況や実施した措置の効果を確認し、必要に応じて追加対応を行います。
事象の概要、国内外の発生状況、製品への影響を確認し、日本で必要となる対応を整理します。
海外の苦情、不具合、回収、変更情報を、日本側の判断に必要な形で整理します。
設計・材料・工程などの変更について、承認・認証・製造販売届出への影響を確認します。
はい。日本で流通する製品との関係を確認し、国内の安全性への影響と報告要否を評価する必要があります。
はい。報告期限が関係する場合があるため、原因調査と報告要否の確認を並行して進めます。
必ず同じ措置になるとは限りません。国内流通品との同一性、原因、患者リスク、国内の使用状況を確認し、日本で必要な措置を検討します。
関係します。変更が安全性・性能や承認・認証・届出内容へ与える影響を確認し、必要な薬事手続きを検討します。